Miyamaki Nursery School
創りつづける園庭
「保育の場は、生きるということの根本を育む原体験の場」という園の考えをもとに、園庭には、自然の高低差を生かした地形、土の山、水の流れなど自然に親しむことで、生きた環境学習ができる空間づくりを目指しました。全身どろんこになって遊び、楽しみながら子供たちのアイデアや学びが育まれていく。いじりすぎるとつまらなくなるので、そのままであけておく。そういう余白がある園庭は自由で面白い。いつでもなにかを創りたければつくり、また形をさわり次の遊び場に変える。粘土のように自由に創り変えつづけることができる土の地形は、園庭の新しいかたちなのかもしれません。
- 名称
- みんなのき 三山木こども園 園庭
- 所在地
- 京都府京田辺市
- 竣工
- 2021年3月
- 規模
- 外構面積 1,710㎡
- 施主
- 社会福祉法人宇治福祉園 みんなのき 三山木こども園
- 建築
- 株式会社エコファクトリー、ROOTE
- 設計
- フェードイン