Padoma Nursery School

水辺は人と自然をつなぐ

園庭のリニューアル事業とし、園児や地域住民が自然に親しめる水辺環境づくりをおこなった。高層住宅の中に、水がせせらぎ蛍の生息する自然環境を整備して、今までになかった地域のシンボル緑地を形成しようという試みである。水のせせらぎやビオトープ池は、こども達が自然を体感できる遊び場とし、虫探しや水遊びを自由に楽しめる重要な空間となる。自然に親しむ事で子供の心と身体を育み、人と自然が共生できる環境学習につながることを意図した。
また、水辺空間のある園庭が、こども達や地域住民が積極的に活用できる場所になることも目指す。将来的には、ビオトープ池に蛍が生息する環境を整備することで、魅力ある季節の風物詩を演出することを目標にしている。